【クラロワリーグ】ラウンド8(8~9月)結果まとめ

クラロワ
     

クラロワの公式eスポーツ大会であるクラロワリーグ

昨日、2021年シーズンの最終ラウンドであるラウンド8が終わりました。本記事ではこのラウンド8の結果をまとめてみたいと思います。

先月のラウンド7についてはこちら。過去の結果まとめについてはこちらをご覧ください。

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はじめに

2021年のクラロワリーグは月単位ラウンドという形で大会が開かれます。ラウンドの中身は次の図のようになります。

本記事ではラウンドのそれぞれのイベントについて結果を書いていきます。

クラロワリーグ全体についての詳細は下記記事に詳しく書いたので参考にしてください。

情報源

選手情報や試合結果など、クラロワリーグに関する情報はRoyaleAPIのサイトが詳しいです。
👉on.royaleapi.com/crl

特にLeaderboard(ポイントランキング)は選手の細かな情報も分かりやすい一覧になっていてオススメです。

また、今年のクラロワリーグは、全般的にBattlefyというサイト上で、試合の管理や実行が行われています。
👉Clash Royale League 2021 esports tournaments | Battlefy

上記リンクから各ステージの試合結果等を見ることができます。

本記事ではこれらのサイトの情報などをまとめます。

トロフィーレース

【期間】8/2(月)~9/6(月)

トロフィーレースの期間はゲーム内のシーズンの期間です。シーズン終了時のグローバルランキング1000位以内(*)のプレイヤーが次のマンスリー予選に参加する資格を得ます。

(*)1000位を超えていても1000位と同じトロフィーのプレイヤーは含まれます。

約1000人の中から把握されているサブ垢を除いたプレイヤーを国別に集計したものをRoyaleAPIが下記のように出しています。

(RoyaleAPI Newsのツイートより。ツイートスレッドに一覧の続きあり。)

先月、7位8位にランクインした韓国・スペインに代わり、今月はフランスとペルーがランクインしています。。

日本はこれで8ラウンド全てで選手数のトップを取ったことになります。また、日本の「TOTAL」のPLAYER数が623となっていますがこれは恐らく8ラウンドを通じて別々の623人がグローバルランキングのTop1000内に入ったという意味だと思います。この数字も断トツの驚くべき数字です。

マンスリー予選 Day1

【日時】9/11(土)開始時刻は各タイムスロット別

トロフィーレースで1000位以内に入ったプレイヤーは自らマンスリー予選エントリーする必要があります。この時点で年齢制限がかかり16歳以上である必要があります。

マンスリー予選のDay1は実施時間別にタイムスロットと呼ばれる4つのブロックに分かれています。タイムスロットは日本時間で17:0021:0025:00(翌日1:00)、29:00(翌日5:00)の4つです。

Day1はスイス式と呼ばれる方式で戦いが行われ、各選手は11試合ずつ試合を行います。各タイムスロットの上位8名がDay2に進みます。

下記が各タイムスロット上位8名の通過者です。()内の数字は勝敗です。

(注意)ラウンド6からルールの変更があり、このDay1のタイブレイカー(勝敗が並んだ時の順位の決め方)が変更になりました。以前はOW%(対戦相手の勝率)のみで決めていましたが、今月からはOW%とW%(自分のゲーム勝率)の平均で決めるようになりました。Battlefyサイトの順位表はまだこのタイブレイカーに対応しておらず正しい順位になっていない可能性があります。本記事の順位は正しいものを記載しています。


タイムスロット1

⚔️Battlefyページ

  1. 首席|Keef (10-1)
  2. TRB SandBox (9-2)
  3. Betfas X-Bow (9-2)
  4. FIL WERO (9-2)
  5. でぃばいん I ひか (8-3)
  6. Alexei技能 (8-3)
  7. FurkanArabacı (8-3)
  8. T-Bag (8-3)

タイムスロット2

⚔️Battlefyページ

  1. xAlee (10-1)
  2. Vitor75 (9-2)
  3. KK19212 (9-2)
  4. 最強 l ぐりこ (9-2)
  5. Aurora (8-3)
  6. 10 Bobtherock (8-3)
  7. DarkAngel (8-3)
  8. RS Jœl (8-3)

タイムスロット3

⚔️Battlefyページ

  1. Mohamed Light (10-1)
  2. xopxsam (10-1)
  3. [H] Bansito (9-2)
  4. Sohrob3139 (8-3)
  5. Higher (8-3)
  6. HASIEL~19 (8-3)
  7. Wil (8-3)
  8. Viiper (8-3)

タイムスロット4

⚔️Battlefyページ

  1. adriel (10-1)
  2. TRB Wallace (9-2)
  3. LA Hugo CR v2 (9-2)
  4. Qasim Yama (9-2)
  5. John77 (8-3)
  6. paiN Lucas (8-3)
  7. Ian77 (8-3)
  8. [VTR] Ardentoas (8-3)

参加者数

各タイムスロットで実際に試合を行った選手の数を表にしました。

TS1TS2TS3TS4合計
参加者(完走)70716045246
途中脱落58554558216
合計128126105103462
完走率54.7%56.3%57.1%43.7%53.2%

最終ラウンドとなり世界一決定戦への望みが無くなっている選手が多い中、さすがに参加者も完走率も過去最低レベルとなりました。ですがそれでもトロフィーレースで1000位以内に入った人の中から462人がマンスリー予選に参加しているというのは結構多い数字に感じます。

マンスリー予選 Day2

【日時】9/12(日)22:00(日本時間)

マンスリー予選のDay2はDay1の翌日に実施されます。

32人の選手が4人ずつ8グループに再編成され、ダブルラウンドロビン形式(総当り2回)で戦います。グループ1位の選手がマンスリー決勝に進みます。

同じ勝敗の場合、直接対決の成績・ゲーム勝率の順に見ていき、順位を決めます。

⚔️Battlefyページ

下記が各グループの成績です。赤字が通過者です。


グループA

プレイヤー勝敗
Higher5-1
Qasim Yama3-3
DarkAngel3-3
10 首席|Keef1-5

グループB

プレイヤー勝敗
FurkanArabacı5-1
xAlee3-3
John773-3
Sohrob31391-5

グループC

プレイヤー勝敗
最強 l ぐりこ (Guriko)4-2
Mohamed Light4-2
Ian773-3
でぃばいん I ひか (Hika)1-5

グループD

プレイヤー勝敗
adriel5-1
FIL WERO5-1
Aurora2-4
Wil0-6

グループE

プレイヤー勝敗
TRB SandBox4-2
HASIEL~194-2
LA Hugo CR v23-3
RS Jœl1-5

グループF

プレイヤー勝敗
paiN Lucas5-1
[H] Bansito4-2
Vitor753-3
T-Bag0-6

グループG

プレイヤー勝敗
[VTR] Ardentoas5-1
Alexei技能3-3
xopxsam3-3
KK192121-5

グループH

プレイヤー勝敗
10 Bobtherock4-2
Viiper3-3
TRB Wallace3-3
Betfas X-Bow2-4
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マンスリー決勝

【日時】9/18(土)19(日)23:00(日本時間)

マンスリー決勝は2日間行われ、マンスリー予選を通過した8名が戦います。

対戦形式はダブルエリミネーション形式(敗者復活あり)のトーナメントです。

⚔️Battlefyページ

放送

下記が日本語放送のリンクです(YouTubeアーカイブ)。

結果

最終的なトーナメント図を下記画像にまとめました

優勝は中国のHigher選手。中国の選手としては初めてマンスリーチャンピオンとなりました。

2位はメキシコのArdentoas選手。2連勝した後Higher選手に敗北。Losersから決勝に進み再びHigher選手と相対しましたが敗れました。

Higher選手は今月、色々な大会で活躍・優勝しており、9月はHigherの月になったと言っても過言ではないでしょう。

ここで一句。

より高く 大きく映える 今日の月

賞金・ポイント

マンスリー決勝に出場した選手は順位に応じて下記の賞金を獲得しました。

(画像はマンスリー決勝放送より)

1位は2万ドルで約200万円となります。

ちなみに実際はマンスリー予選のDay2に進んだ段階(ベスト32)から賞金を獲得します。17位~32位で1000ドル(約10万円)獲得します。

また、マンスリー決勝の結果に応じて、下記のようにポイントを獲得しました。

ポイントランキング

これで最後のラウンドが終わりポイントランキングが確定しました。これはラウンド1からラウンド8までの獲得ポイントの累計です。

(画像はRoyaleAPIのツイートより)

24位までの選手は今年の世界一決定戦への出場を決め、25位から56位までの選手はラストチャンス予選というものを戦い8名が追加で世界一決定戦への出場を決めます。

通過者

日本人選手を見ると、PandoraMugi(むぎ)KKGuriko(ぐりこ)の4名が24位以内に入り世界一決定戦への切符をつかみました。また、YUYAHajimeOver かずと(Kazuto)RADたぁ(Taa)の5名が56位以内に入り、ラストチャンス予選に挑むことになりました。

ランキング1位のMohamed Lightは獲得ポイントが1065ptとなり、なんと24位通過ライン(520pt)の倍以上のポイントを稼いだことになります。

通過できなかった選手

有名だったり有力だったりする選手でも残念ながら56位以内に入れず世界一決定戦出場の望みが消えた選手がいます。目についた選手を書いてみます。

順位(ポイント)選手
58位(377pt)xpoxsam
60位(373pt)iAmJP
63位(371pt)Bale
68位(360pt)みかん坊や(Mikan Boy)
69位(360pt)SaintBelikin
80位(322pt)Kitassyan
91位(297pt)D.King
93位(295pt)Mini Mau
102位(277pt)ライキジョーンズ(RAIKIJONES)
104位(273pt)Auk
118位(253pt)JACK
175位(197pt)X-Bow Master
310位(117pt)焼き鳥(YAKITORI)
476位(73pt)天GOD
515位(68pt)けんつめし(KENTSUMESHI)

今年のクラロワリーグの対戦形式であるデュエル形式で力を発揮できなかったり、学業その他の影響でクラロワリーグに全力を傾けられなかったりと、色々な理由はあると思いますが、これらの選手が世界一決定戦で戦う姿を見たかった人も多いと思います。

振り返り放送・動画

「CRL PLAYBACK」という今月のクラロワリーグを振り返る公式番組が放送される月があります。

今月は久々にその放送が予定されています。

【CRL Playback】クラロワリーグ プレイバック 9月 – YouTube

【放送開始】9/22(水) 21:00
【MC】Jaeger(Twitter) 【ゲスト】ライキジョーンズ(Twitter)

ラストチャンス予選と世界一決定戦の日程発表

マンスリー決勝の放送中に、未発表だったラストチャンス予選と世界一決定戦の日程が発表されました。

今現在で分かっていることを確認しておきます。

ラストチャンス予選

  • ランキング25~56位の32名の選手が参加
  • シングルエリミネーション(敗者復活無し)のトーナメント
  • デュエル形式
  • 8名を選ぶだけなので2回戦まで実行

世界一決定戦

  • 24名(24位以内)+8名(ラストチャンス予選)の32名が参加
  • 競技形式は未発表

クラロワで実施されるバランス調整は今シーズン行われて3ヶ月周期の可能性が高いので、次回は12/6(月)開始のシーズンで行われる見込みが高いです。もしそうなら世界一決定戦は現環境で行われることになりますね。

最後に

8ヶ月続いた長いラウンドもこれにて終了しました。

長いと言えば、マンスリー予選Day1の戦いは選手にとって7時間前後の時間を縛られる戦いで毎月負荷が高かったと思います。来年も似た形式でクラロワリーグが開かれるなら改善してほしい部分の一つです。

さて、今年のクラロワリーグはいよいよ大詰めです。24名は世界一決定戦に向けて、32名はラストチャンス予選に向けて仕上げてベストを尽くしてもらいたいですね!




以上です! Enjoy クラロワリーグ!

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