クラロワ(クラッシュ・ロワイヤル)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は1/3(月)にシーズンを終える2021年12月シーズンの情報です。
目次
最近の環境の変化について
10/27(水)にチャンピオンがゲームに実装されました。
11/4(木)にはチャンピオンに関するバランス調整が行われました。
そして現在の12月シーズンの頭、12/7(火)にバランス調整が行われました。
調査方法
調査方法は従来どおり、クラロワAPIを使用してグローバルランキングTop1000のプレイヤーの使用デッキを調査しました。マルチで使用し勝利したデッキの中から最多トロフィーを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
使用率や人気順は、過去のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
調査データ
調査日:12/25(土)
デッキ検索範囲:12/7(火)以降・・・バランス調整後
比較データ
調査日:11/22(月)
デッキ検索範囲:11/4(木)以降・・・チャンピオンのバランス調整後
比較データは下記記事で取り上げたものと同じです。
つまり本記事での比較は、12/7(火)に行われたバランス調整の前後の比較と言えます。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
※数字(%)は調べたデッキのうち、そのカードが入ったデッキの割合を表しています。
主軸
相手タワーへのダメージ源となるカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードにコスト7以上のカードを含めたカード一覧は次のようになります。
黒字の%が今回調査した使用率です。その下の緑や赤の%が前回(先月)からの変動です。
スケルトンラッシュやゴブリンバレル、迫撃砲の使用率がUp。バルーンの使用率がDownしました。
呪文
続いて呪文カードです。
大型呪文の枠を見ると、先月下がったファイアボールの使用率はさらに下がりました。その分、ポイズン・ライトニング・アースクエイク・ロケットはそれぞれ使用率を上げています。
小型呪文の枠を見ると、巨大雪玉、ロイヤルデリバリー、矢の雨の使用率が少し上がっています。
建物
続いて建物カードです。
使用率が高かったゴブリンの檻とテスラは弱体化を受け、使用率を下げました。
リワークされた召喚系の建物(ユニットを一定間隔で出す建物)は、やや使用率が下がりました。
これら以外の建物の使用率が上がった形です。
ユニット
最後に全ユニットの使用率です。
使用率の増加が多い順に、アーチャークイーン、アサシンユーノ、吹き矢ゴブリン、盾の戦士、プリンセスとなりました。
バランス調整されたカード
12/7(火)にバランス調整が行われたカードを見ると下記のようになります。
強化された吹き矢ゴブリンやアウトローが使われるようになり、枯渇系のデッキが増え、プリンセスの使用率も上がったということが言えます。
弱体化したマザーネクロマンサーの使用率は大きく下がり、天敵が減ったスケルトンラッシュがまた使われ出しています。
デッキ
各デッキについて独自のポイント(*)を計算し、その高い順から50デッキ載せます。
(*)独自のポイントは使用人数が多いほど、またそれぞれのプレイヤーがそのデッキで到達したトロフィーが高いほど多くなるように計算しています。目安ですが500位ぐらいの10人のプレイヤーが使用するデッキのポイントは60ptとなります。
1~10位
rank(順位)とpoint(デッキポイント)には前回からの比較を載せています。▲▲は前回は(マルチのTop1000では)使用するプレイヤーがいなかった事を意味します。
1位と2位のデッキは先月と変わりませんでした。
4位と5位に枯渇デッキが急上昇で入ってきました。6位のアーチャークイーン入りのスケルトンラッシュデッキは先月のTop1000では見られなかったデッキです。
マザーネクロマンサー入りのロイヤルジャイアントデッキはほとんど見なくなり、10位に入ったのはアーチャークイーン型です。
11~20位
13位にチャンピオンであるスケルトンキングが初登場です。
他にもゴブリンドリル、ホグライダー、ゴブジャイアントが入ったデッキなどがここで初登場します。
21~30位
チャンピオンであるゴールドナイトはエレクトロジャイアントデッキに入り23位に初登場です。
他にもウォールブレイカー、ゴーレムが入ったデッキがここで初登場します。
31~40位
ここでは巨大クロスボウ入りのデッキが初登場します。アーチャークイーン入りと無しの2タイプです。
41~50位
50位以内のデッキを見て、チャンピオンに関しては、アーチャークイーン入りが10デッキ、ゴールドナイト入りが3デッキ、スケルトンキング入りが1デッキでした。
ランク外
50位以内に入らなかったデッキタイプ(主軸)やカードについて、それぞれで一番人気のデッキを掲載します。
三銃士(29.1pt)
巨大スケルトン入り(20.9pt)
ランク外となっていますが、この巨スケバルーンデッキ(通称:Seimeiバルーン)は調査時グローバルの1位のプレイヤーが使用していたデッキです。この一人しか使用していなかったためランク外となりました。
エリクサーゴーレム(18.0pt)
主軸なし(7.6pt)
オーブンとゴブリンの小屋を建てる通称小屋小屋デッキはバランス調整の影響かTop1000では見なくなりました。
最後に
攻城バーバリアンや執行人ファルチェなど、強化されてもあまり使用率が上がっていないカードもありますが、全体的にはバランス調整がうまく効いている印象を持ちました。
ただ、アーチャークイーンは使用率が高いですし、色んなデッキに入っていることからカード自体が強すぎると言っていいでしょう。近いうちに臨時的に調整されそうかな?と思います。
以上です!よきクラロワライフを!
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