2022年のクラロワリーグ(CRL)では8つのゴールドチケット大会が開催されます。
全世界のプレイヤーが参加できる「グローバル」なゴールドチケット大会として3番目に開催されるのがMasters Challenge by Bernard Chong(以降、本大会と記述)です。
本記事では本大会についての情報をまとめたいと思います。
【更新履歴】
[2022/05/24] ルールブックの変更を反映しました(フェーズ2の内容と日程)。
目次
情報源
本記事では下記の情報源などからの情報をもとに書いていきます。
大会公式
Bernard Chong Events bernardchongevents.com
本大会の公式サイトです。ルールブックや日程などが公開されており、大会参加者は必読です。
BernardChongCup @ByBernardChong
本大会の公式Twitterです。ここからスケジュールなど様々な最新情報が発信されます。
本大会のTwitterハッシュタグは #MastersChallenge が使われています。
本大会のDiscordサーバーです。大会情報の発信はSNSとこのDiscordを通じて行われます。
CRL公式
CRL 2022: Masters Challenge by Bernard Chong!
クラロワeスポーツ公式サイト内の本大会についての記事です。日本語の記事は公式ブログ内に記事がアップされています。
クラロワリーグについて
クラロワリーグとはクラロワの公式eスポーツリーグです。
今年のクラロワリーグについては下記記事に書きましたが、概要は次のようになります。
- 世界一決定戦に出場できるのは16人
- 16枚のゴールドチケット(世界一決定戦への出場権)が配られるという体(てい)
- そのうちの8枚は8つのゴールドチケット大会の優勝者が手に入れる
大会全体の流れ
本大会の全体の流れを図にまとめました。
本大会は4つのフェーズ(段階)で構成されます。
ゴールドチケット大会は全てオープンな(誰でも参加できる)大会になると発表されており(*)、本大会の最初のフェーズはゲーム内で行われる1000人大会です。
(*) 16歳以上という年齢制限などはあります
フェーズ1:オープン予選
フェーズ1はオープン予選(OPEN QUALIFIERS)です。
1000人大会が48回開かれ、各大会の上位6名、合計288名が次のフェーズに進みます。
日程
[日程等は変更される可能性がありますので公式Twitter等をチェックしてください]
公式サイトやクラロワニュースで公開されている日程を筆者が一覧にしたものが下記の表です。
【最終更新(2022/05/20)】表を修正
1000人大会は配信者(ストリーマー)が開く形で行われます。
配信者は予定された時間に1000人大会を同時に2つ開始すると思われます。
24回の配信×2つの1000人大会で合計48回の1000人大会となります。
ルール等
1000人大会の大会名とパスワードは配信者が配信中に公開します。
1000人大会は3敗で終わりのルールです。
通過者(6位以内に入った人)は大会運営にその旨を知らせ、Discordサーバーへの参加を行うことになります(詳しくはルールブックをご確認ください)。
また、通過者はそれ以降の1000人大会に参加することは禁止されます。
フェーズ2:スイス式大会
フェーズ2はスイス式大会(SWISS TOP 288)です。
【2022/05/24】ルールブック変更の内容を反映。
288人 144人によるスイス式大会が4回(4日間)実施され、各大会の上位6名、合計24名が次のフェーズに進みます。
プレイヤーは4回のうちの2回の大会に自動的に割り当てられます。
日程
[日程等は変更される可能性がありますので公式Twitter等をチェックしてください]
【2022/05/24】ルールブック変更の内容を反映。
各大会の日程(日本時間)は下記のようになります。
- 5/26(木) 23:00
- 5/28(土)
3:002:00 - 5/28(土)
20:0023:00 - 5/30(月)
3:002:00
スイス式
スイス式大会(スイス式トーナメント)というのは簡単に言うと一般的に次のような競技形式です。
- 全選手が決められた試合数行う
- 初戦の対戦相手は抽選等何らかの方法で決まる
- 2戦目以降は成績(勝敗)の同じ(または近い)選手同士が対戦する
- ただし一度戦った相手とは2度戦うことはない
- 勝敗およびそれ以降のタイブレイカーにより順位が決まる
以前書いた下記記事も参考になるかと思います(細かい部分は今回の形式とは異なります)。
ルール等
スイス式の各対戦はデュエルのBO3(3本勝負)で行われます。
1大会の所要時間は5時間を予定しています。
このフェーズの競技はAppGradeというアプリ上で行われます。アプリのダウンロードリンクはこちら → iOS / Android。
通過者はそれ以降のスイス式大会に参加することは禁止されます。
フェーズ3:グループステージ
フェーズ3はグループステージ(GROUP STAGE)です。
24人を6名ずつの4グループに分け、グループ内で総当たり戦を行います。各グループの上位4名、合計16名が次のフェーズに進みます。
日程
[日程等は変更される可能性がありますので公式Twitter等をチェックしてください]
日程は次の通りです。日付はおそらくUTCと思われます(日本時間はUTC+9時間)。
日付 | 実施 |
---|---|
6/2(木) | グループA |
6/3(金) | グループB |
6/4(土) | グループC |
6/5(日) | グループD |
ルール等
各対戦はデュエルのBO3(3本勝負)で行われます。
グループ内で勝利数が並んだ場合の順位の付け方は下記の順で決められます。
- 2名が並んだ場合は直接対決の勝者
- 3人以上が並んだ場合、セットの得失差
- regularフェーズ全体での(?)タワー得失差
なお、このフェーズからカメラの使用(顔出し)が義務付けられます。
フェーズ4:グランドファイナル
フェーズ4はグランドファイナル(GRAND FINAL)です。
16名がダブルエリミネーション(敗者復活あり)トーナメントで競います。
日程
- 6/10(金)
- 6/11(土)
ルール等
各対戦はデュエルのBO3(3本勝負)で行われます。
トーナメントのシード位置は抽選で決められます。ただし、フェーズ3でグループ内Top2になった選手同士は初戦では対戦しないように決められます。
賞金
各ゴールドチケット大会の賞金プール(賞金総額)は50,000ドル(約650万円)で統一されています。本大会の賞金内訳は下記のようになっています。
順位 | 賞金 |
---|---|
1位 | $15,000(約190万円)+ゴールドチケット |
2位 | $10,000 |
3位 | $6,000 |
4位 | $4,000 |
5,6位 | $2,000 |
7,8位 | $1,500 |
9~12位 | $1,250 |
13~16位 | $750 |
その他のゴールドチケット大会
本大会より前に行われたり、平行して行われたり、実施が発表されているゴールドチケット大会を一覧にしてみます。
No. | 大会名 | 日程 | 対象 | 参考 |
---|---|---|---|---|
1 | Bernard Chong Cup Golden Edition | 2/17(木)~3/26(土) | グローバル | 結果記事 |
2 | Snapdragon ESL EUR & MENA | 4/22(金)~6/25(土) | ヨーロッパ&アフリカ | 発表ツイート |
3 | Queso Cup Golden Edition | 4/11(月)~5/1(日) | グローバル | 結果記事 |
4 | Masters Challenge by Bernard Chong (本大会) | 5/16(月)~6/11(土) | グローバル | |
5 | RoyaleMSTRS(?) | 公式サイトのカウントダウンは6/2(木)2:00(日本時間)を指している | Twitter 公式サイト? | |
6 | Snapdragon ESL の他地域(?) | |||
7 | ? | |||
8 | ? |
RoyaleMSTRSは今年のクラロワリーグ発表時に示されていた大会の一つです。
最後に
本大会の形式は、同じBernard Chong氏が主催と思われる、最初のゴールドチケット大会である「Bernard Chong Cup Golden Edition」の形式と似た部分が多いです。
ただし、フェーズ2のシングルエリミネーショントーナメントがスイス式トーナメントに変わったり、グランドファイナルに進む選手が8人から16人に増えたりと、フェーズの過程で、よりじっくりと選手を絞り込み、選手の実力も反映しやすい形式に変わった印象を持ちます。
同じゴールドチケット大会でも、後発の大会として、より良い形式を模索し目指している姿勢は素晴らしいと思います。Twitter上で多くの選手の「素晴らしい形式だ」という声も見かけました。
ゴールドチケットを手に入れるのはたった一人ですが、グランドファイナルまで進めば賞金が手に入るので、選手の皆さんには頑張ってほしいです!
色んな人の反応・発信
本大会についての反応や発信です。
kabutomさん
ゴールドチケット大会④ Masters Challenge by Bernard Chongとは?|note
大会について詳しくまとめて下さっています。
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
クラロワリーグ 関連リンク
- クラロワリーグ 目次 ページ
- タグ検索「クラロワリーグ」
※このコンテンツは非公式であり、Supercellによる承認を受けていません。ファンコンテンツに関する詳細は、Supercellのファンコンテンツポリシーをご覧ください。
コメント