クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)では今メガドラフトが旬です。
この新しめの対戦モードであるメガドラフトモードについて本記事で詳しく見ていこうと思います。
【更新履歴】
[2023/09/24] ピック順の変更などを反映しました。
目次
メガドラフトの概要
メガドラフトモードは簡単に言うと下記のような対戦モードです。
- 1vs1の対戦モードです。
- 対戦に入ると、まずカードをピックする(選ぶ)時間に入ります。
- ここでは、双方共通のカード群の中から決められた順でお互いにピックしていきます。
- こうやってお互いに組んだデッキを使って戦います。
上記画像をご覧ください。
36枚のカード群が表示され、相手が選んだカードは自分が選べなくなるので、お互いが自分が使いたいカードを取り合うという表現が分かりやすいかもしれません。
カードのピック順
下記画像にカードのピック順(選択順)を書き込みました。
下側が最初にカードを選ぶ先手、上側が後手とでも呼んでおきましょう。
先手が1枚カードを選んでからは、お互いに2枚ずつ連続で選びます。
[2023/09/24 追記] 現時点での最新のピック順は、最後の15と16が逆になっています。つまり最後の4つは13(先手)→14(後手)→15(先手)→16(後手)と1枚ずつ交互に選ぶ形となります。
【メモ】フレンドバトルではバトルの申請を出したほうが先手になるようです(以前フレンドバトルでメガドラフトを遊べた時の話です)。
1回のピックごとに制限時間(15秒)が設けられています。制限時間を超えると自動的にランダムに選ばれてしまいます。
慣れないと、現在自分と相手どちらの番か分かりにくいと思いますが、画面に「カードを選んでください」(Pick A Card)と表示され、カードがグレー状態になっていない時が自分のピックする番です。
カード群でのカードの位置
カード群は対戦のたびにランダムで変わりますが、出現するカードとその位置にはある程度の法則があることが分かりました。
これが図にしたものです。
上記画像でもバルキリーが主軸の位置にあるなど、例外はあるので、だいたいの目安と考えてください。
- 主軸:上段左と中段
- 呪文:中段に6枠ぐらい
- チャンピオン:3枠固定
特にこのあたりを覚えておくと、いち早くピックすべきカードを見定めることができるようになると思います。
現れないカード
このメガドラフトモードで現れないカードは、クローンと鏡(ミラー)の2枚です。
それ以外のカードはカード群に現れる可能性があります。
どこで遊べる?
「メガドラフトモードをやってみたい。練習してみたい」と思った時、どこで遊べるでしょうか?
今日(2/11)からメガドラフトモードのグローバル大会(ロイヤル大会)が始まりましたので、そこで遊ぶことができます。
1月シーズン中はお試し期間として、フレンドバトルにメガドラフトが登場していましたが、現在は消えています。
色んなクラロワプレイヤーにこのメガドラフトは好評なので、フレバトやプライベート大会で選べるようになって欲しいと思います。
(現在はクラロワ運営もより良いメガドラフトの形を模索・テスト中なのかもしれませんね)
【2023/02/14追記】フレンドバトルでメガドラフトがプレイできるようになっている事を確認しました。
ピックのコツ
筆者はそれほど上手ではないですが、メガドラフトのピックのコツと思われる点を書いてみます。
まず、ドラフト系のモードで共通のことになりますが、「相手に存在するカードに強いカードを自分が選ぶ」ことです。
最初のドラフトモードやトリプルドラフトモードは、相手に存在するカードはある程度分かったり予想できたりできましたが、このメガドラフトは相手のピックが丸見えなので全て分かります。ですので以前のドラフトモードと比べても、相手のカードを対策する意識がより大事になると思います。
逆に言うと、相手に簡単に対策されてしまうカードは選ばない方がいい場合が多いことになります。例えばカード群にペッカやインフェルノタワーがある時にゴーレムを選んでも攻めは通らないでしょう。
ガーゴイルの群れを選んでもその後で相手が矢の雨を選べるのならそれは悪いピックでしょう。ただしメガドラフトでは2回連続でピックできるので、この場合ガゴ群れと矢の雨を両方連続で選んでしまうというピック方法はあるかも知れませんね。
この事はピックの最初の方ほど当てはまるので、序盤は対策されにくい無難で強いカードを選ぶのが良いのではないでしょうか。言い換えると腐らない(役割が無くなってしまわない)カードです。
これがピックの最後の方になるほど、戦略的で自分をぐっと有利にするような鋭いピックが必要になります。
最後の5手を見ると、A→A→B→B→Aといったピック順となります。
例えばBが空のユニットに強いいわゆる「対空」カードを選んでいなかった場合、Aが最後にバルーンを選ぶとそこで試合が決まってしまいます。すると、選択肢にバルーンが残っている場合はBはあらかじめ対空カードを選んで置くか、自分がバルーンを選ぶ必要があります。
こう書くと最後にピックできるAの方が有利に思えますが、Bが最後の2枚を選ぶ際に、Aの最後の1枚で対策しきれない2枚を選ぶことで有利に立てるケースもあります。
AMG CUP メガドラフトエディション
と、ここまで筆者の考えることを書いてきましたが、それよりも実際一流選手がどのようにメガドラフトを戦うのかを見たほうがピックの正解が分かると思います。
というのも、2/4(土)、5(日)の2日間、「AMG CUP メガドラフトエディション」という大会が行われ、16名のトッププレイヤーが参加したからです。
下記のリンクで試合の模様を(ピックの様子も)見ることができます。
配信アーカイブ
この大会で優勝したのは、現在最強プレイヤーであるMohamed Light選手(エジプト)でした。普通のクラロワが上手い人はメガドラフトも上手いという結果となりました。
最後に
最初のドラフトモードより、更に競技性が高いドラフトとしてトリプルドラフトが誕生し、一時はクラロワリーグで採用されたこともありました。
メガドラフトはお互いにカードを選び合うというシンプルな仕組みでありながら、思いの外面白さがあり、もしかすると今後トリプルドラフト以上に競技シーンで採用されることが多くなる可能性もありますね。一つの対戦モードがどういう風に成長していくかという視点も面白いと思います。
以上です!よきクラロワライフを!
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