クラロワの公式eスポーツ大会であるクラロワリーグでは、4/13(土)にシーズン1のマンスリー決勝戦が行われました。本記事ではその結果をまとめます。
目次
今年のクラロワリーグについて
今年のクラロワリーグは簡単に説明すると下記のようになります。
- 世界一決定戦への出場枠は8名
- その出場権のことをゴールドチケットと言う
- 5回の(マンスリー)シーズンを実施し各シーズンの優勝者がゴールドチケットを獲得
- 加えてシーズンで獲得するCRLポイントの累計ランキング1位がゴールドチケットを獲得
- 残りはコミュニティポイントランキング1位と中国枠の1名
詳細は下記の記事に書きました。
伝説の道レース
【期間】3/4(月)~4/1(月)
マンスリーシーズンの最初の段階は、伝説の道レース(Path of Legends Race)と呼ばれるものです。
これはクラロワにおける1ヶ月のシーズンで伝説の道(通称マルチ)のグローバルランキングの1000位以内に入ることが第一の条件になるということです。
筆者が調査した所、1000人の国の内訳は下記の画像のようになりました。毎回のことですが日本は強いプレイヤーが多いですね。
マンスリー予選 Day1 スイス式
【日時】4/6(土) 23:00~(日本時間)
伝説の道レースで1000位以内に入ったプレイヤーはマンスリー予選(Monthly Qualifier)にエントリーすることができます。
この時点で「16歳以上」であることや「居住地のアプリストアでクラロワがダウンロードできる国に居住している」ことなどの条件が加わります。
マンスリー予選Day1はスイス式(Swiss)と呼ばれる方式で争われ、各選手は10試合(*)ずつ試合を行いました。
(*) ルールブックには最大11試合と書かれており、参加人数等の条件によりこれより減る場合があります。
配信
試合の模様は下記の配信アーカイブのリンクから見ることができます(試合が同時進行なので配信者が選んだ試合のみを見る形となります)。
通過者
スイス式の結果で上位32名がDay2に進みます。
以下が通過者です。同じ勝敗数の場合、タイブレイカーのルールによって順位が決まります。
10勝0敗
順位 | 選手 | 国 |
---|---|---|
1 | Mohamed Light | Egypt |
9勝1敗
順位 | 選手 | 国 |
---|---|---|
2 | EGW | United Kingdom |
3 | xAlee | Argentina |
4 | STMN Ardentoas | Mexico |
5 | CHI Pompeyo4 | Mexico |
6 | Rolex | Iran |
7 | Rin✨神气猪 | Germany |
8勝2敗
順位 | 選手 | 国 |
---|---|---|
8 | CAL Pedro™️ | Brazil |
9 | 40K Ban | Argentina |
10 | Coco | South Korea |
11 | JDaniel | United States |
12 | OS SandBox | South Korea |
13 | たぁ (Taa) | Japan |
14 | ☆Hasiel~19 | Mexico |
15 | adriel | Dominican Republic |
16 | DC Tourist✨安之神 | Russia |
17 | CAL Vitor75 | Portugal |
18 | !¡osama™️!¡ | Syria |
19 | droy | United States |
20 | Akaza | France |
21 | むぎったん (Mugi) | Japan |
22 | Rocket | Colombia |
23 | SK Morten | Germany |
24 | HG Kodigo | Colombia |
25 | InThrill125 | Poland |
26 | 飛べ丨FRAM | Argentina |
27 | CamaGod | Mexico |
28 | ぱんどら (PANDORA) | Japan |
7勝3敗
順位 | 選手 | 国 |
---|---|---|
29 | Ian77 | United States |
30 | Dominik | Germany |
31 | JorZ復讐 | Spain |
32 | SK Faust | Germany |
本記事での選手の国名はゲーム内ランキングでの国名をもとにしています
マンスリー予選 Day2 グループ戦
【日時】4/7(日) 23:00~(日本時間)
マンスリー予選Day2は、32人が4人ずつ8グループに分かれて戦うグループ戦です。
各グループダブルラウンドロビン形式(総当り2回)で戦い、各グループ1位の選手がマンスリー決勝戦に進みます。
配信
試合の模様は下記の配信アーカイブから見ることができます(試合が同時進行なので配信者が選んだ試合のみを見る形となります)。
結果
下記が各グループの成績です。赤字が通過者です。
勝敗数が同じ場合、タイブレイカーのルールによって順位が決まります(直接対決→Game勝率の順)。
グループ1
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
Mohamed Light | 5-1 |
Faust | 3-3 |
Tourist | 3-3 |
Vitor75 | 1-5 |
グループ2
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
adriel | 4-2 |
JorZ復讐 | 3-3 |
EGW | 3-3 |
osama | 2-4 |
グループ3
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
Hasiel~19 | 4-2 |
Dominik | 3-3 |
droy | 3-3 |
xAlee | 2-4 |
グループ4
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
Ian77 | 5-1 |
たぁ (Taa) | 5-1 |
Akaza | 1-5 |
Ardentoas | 1-5 |
グループ5
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
むぎったん (Mugi) | 5-1 |
ぱんどら (PANDORA) | 3-3 |
Pompeyo4 | 3-3 |
SandBox | 1-5 |
グループ6
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
Rolex | 5-1 |
Rocket | 4-2 |
CamaGod | 3-3 |
JDaniel | 0-6 |
グループ7
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
Morten | 4-2 |
Coco | 4-2 |
Rin | 4-2 |
FRAM | 0-6 |
三つ巴になりましたが、Game勝率の比較でMortenとCocoが同率でRinを上回りRinは脱落。MortenとCocoの一対一の再戦によりMortenが勝利したようです。
グループ8
プレイヤー | 勝敗 |
---|---|
40K Ban | 4-2 |
Pedro | 4-2 |
InThrill125 | 3-3 |
Kodigo | 1-5 |
マンスリー決勝戦
【日時】4/13(土) 23:00~(日本時間)
マンスリー決勝戦(Monthly Final)はマンスリー予選を通過した8名がダブルエリミネーション形式(敗者復活あり)のトーナメントで争います。
配信
試合の模様は下記の配信アーカイブのリンクから見ることができます。
リアルタイム視聴時はイベント公式サイト event.supercell.com/clashroyale/jp で各言語を切り替えて見ることができました。
結果
最終的なトーナメント表は下記のようになりました。
優勝して今年最初のゴールドチケットを獲得したのはMohamed Light選手(エジプト)。初戦で敗れてLowerブラケットに落ちましたが、そこから破竹の6連勝で優勝まで登りつめました。
CRLポイントランキング
今回のシーズン1を終えた時点のCRLポイントランキングは下記のようになりました。
5シーズン終えた時点で1位になった選手がゴールドチケットを獲得します。
賞金
マンスリー決勝に出場した選手は順位に応じて下記の賞金を獲得しました。
順位 | 賞金 |
---|---|
1位 | 17,000ドル |
2位 | 11,000ドル |
3位 | 8,000ドル |
4位 | 5,000ドル |
5、6位 | 3,000ドル |
7、8位 | 1,500ドル |
試合後の選手たち
試合を終えた後の選手たちです。
優勝 Mohamed Light
準優勝 Adriel
Segundo en el primer mes de la CRL. Sabor amargo al final pero eso no nos quita el animo, a seguir rompiendola el mes que viene 🫡🫡🫡
— Adriel (@AdrielEduardo11) April 13, 2024
3位 Hasiel~19
最後に
1回戦からLight、むぎ、Mortenが敗れるという波乱の幕開けとなったマンスリー決勝戦でしたが、Lightがそこから連勝するという何度も見た光景でゴールドチケットをつかみ取りました。結局のところ平均勝率が高く精神力も強い、一言で言うと強い選手ということなんですよね。
これで中国枠を除くゴールドチケット7枚のうちの1枚が配られました。ゴールドチケットが16枚あった去年と比べるとずいぶん早く感じます。
ところで、マンスリー決勝戦で使用されたデッキ全てのタワーユニットはダガーガールだったようです。つまりはタワーユニットに関しては極端にバランスが取れていない環境だったということで、これは興ざめする点だったと言われてもしょうがないと思います。もっと多様なデッキが見られるマンスリー決勝戦であって欲しいので来月からは細かくバランス調整をするなど、より良い環境での戦いを望みたいと思います。
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
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