新型コロナウイルスの感染者が日に日に増えています。
感染すると死に至る事もあるので怖がる必要があります。
ですが正しく怖がる事が重要だと思います。
正しく怖がるには正しい情報が必要です。
人類が初めて遭遇するウイルスなので未だに分かっていない事も多いですが、現時点で正しいと思われる情報を筆者が調べ、自習し、まとめてみたいと思います。
【注意】筆者は医学的知識がある訳ではありません。なるべく情報源も併記したいと思いますが、情報源に間違いがある可能性もありますし、筆者の解釈や考えに間違いがある可能性もあります。読者の皆様は政府などから出される信頼できる情報(リンク集)を手に入れて活用していただくようお願いいたします。
目次
はじめに
孫子という兵法書に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります(参考)。
つまり戦いに勝つには敵を知る事から始まるという事です。
という事で今回はウイルスそのものについて調べてみます。
参考リンク
本記事全体で参考・引用しているサイトのリンクです。
ウイルスの大きさ
ウイルスは細菌や細胞と比べて小さく、新型コロナウイルスは50~200 nmほどの大きさです。
1mm(ミリ)を10000分割したものが100nm(ナノメートル)で、それぐらいの小ささです。
💡 1mmの1/1000が1μm(マイクロメートル)、1μmの1/1000が1nm。
エンベロープ
ウイルスにはエンベロープ(envelope:包むものの意味)があるタイプと無いタイプがありますが、新型コロナウイルスにはエンベロープがあります。
エンベロープはその大部分が脂質から成るためエタノールや有機溶媒、石けんなどで処理すると容易に破壊することができます。
参考:エンベロープ (ウイルス) – Wikipedia
ざっくり言うと、エンベロープ(油)をせっけんで溶かしてやれば新型コロナウイルスを殺すことができるという事だと思います。
ウイルスの増殖
ウイルス単体に注目すると、必ず生と死があります。
ウイルスが生まれる(増殖する)というのはどういうケースでしょうか?
ウイルス全般の話として、ウイルスは自力で増殖することはできません。
生物(人間など)の中に入り込み、生き物の細胞の機能を使い増殖します(感染)。
一方、細菌は周りのものを栄養として取り込み、細胞分裂で増殖します。
納豆(納豆菌)やヨーグルト(乳酸菌)をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ウイルスの死
体外(生物の外)に存在するウイルスは勝手に増えないことが分かりました。
ではウイルスはいつ死ぬのでしょうか?
ウイルスが死ぬ事は、不活化(ふかつか)するとも言われます。
つまり感染性を失う(生物に感染しなくなる)事です。
ウイルス全般の話、生物の外にいるウイルスは一定の時間を過ぎると不活化します。
参考:冬にインフルやノロが流行る理由 ウイルス「不活化」までの寿命とは – ウェザーニュース
ただし、この一定時間はウイルスによって違ったり、環境によっても異なりそうです。
ウイルスが死んだりウイルスを殺したりする事についてはまた別記事でまとめてみたいと思います。
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