クラロワ(クラッシュ・ロワイヤル)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は11/1(月)にシーズンを終える2021年10月シーズンの情報です。
目次
チャンピオンについて
シーズン終了まで約5日の10/27(水)に大型アップデートが行われ、新しいレア度でありカードタイプであるチャンピオンがゲームに実装されました。
本記事ではこのチャンピオンがまだ登場していない、アップデート前に使われたデッキを扱います。
調査方法
調査方法は従来どおり、クラロワAPIを使用してグローバルランキングTop1000のプレイヤーの使用デッキを調査しました。マルチで使用し勝利したデッキの中から最多トロフィーを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
使用率や人気順は、過去(約1ヶ月前)のデータと比較しています。
調査データ
調査日:10/26(火)
デッキ検索範囲:10/4(月)以降(シーズンに入ってからのバトル)
比較データ
調査日:9/27(月)
デッキ検索範囲:9/6(月)以降(シーズンに入ってからのバトル)
比較データは下記記事で取り上げたものと同じです。
バランス調整
一番最近に行われたバランス調整は9/6(月)に実施されたものです。それから丸2シーズン(2ヶ月)経った現在の環境ということになります。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
※数字(%)は調べたデッキのうち、そのカードが入ったデッキの割合を表しています。
主軸
相手タワーへのダメージ源となるカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。主軸カードにコスト7以上のカードを含めたカード一覧は次のようになります。
黒字の%が今回調査した使用率です。その下の緑や赤の%が前回(先月)からの変動です。
先月12.7%あったロイヤルホグは使用率が落ちました。それでもよく使われていますが。
スケルトンラッシュは1.3%増ですが、先月の6位から3位に上昇しました。
P.E.K.K.Aの採用率も上がっています。
呪文
続いて呪文カードです。
ポイズンの強化で一時使用率が下がっていたファイアボールですが、再び5割超えの使用率となり、ファイボ環境に変化無しです。
ノックバック量が増えた巨大雪玉は先月は5.8%使用率が上がりましたが、今月は少し落ちました。
建物
続いて建物カードです。
弱体化されて先月使用率を大きく落としたテスラやゴブリンドリルは少し数字を戻しました。
稼働時間が5秒伸び、先月6.2%増えたボムタワーですが、今月は半分に減りました。
ユニット
最後に全ユニットの使用率です。
全てのカードの使用率変動は3%以内に収まっています。
デッキ
各デッキについて独自のポイント(*)を計算し、その高い順から50デッキ載せます。
(*)独自のポイントは使用人数が多いほど、またそれぞれのプレイヤーがそのデッキで到達したトロフィーが高いほど多くなるように計算しています。目安ですが500位ぐらいの10人のプレイヤーが使用するデッキのポイントは60ptとなります。
1~10位
rank(順位)とpoint(デッキポイント)には前回からの比較を載せています。▲▲は前回は(Top1000では)使用するプレイヤーがいなかった事を意味します。
先月はスケルトンドラゴン入りのロイヤルホグデッキ(今月7位のデッキ)が1位でしたが、そのスケドラをコウモリの群れに変えたデッキが今月の1位となりました。
3位のホグクエイクデッキは、ファイアスピリッツがアイススピリッツの形は先月よく使われていましたが、現在はファイスピ型が人気です。
10デッキ中9デッキでファイアボールが使われており、ファイボの強さが分かります。
11~20位
ここではジャイアント・バルーン・ラヴァハウンド・枯渇・スケルトンラッシュ・ウォールブレイカーのデッキが現れます。
ここまで見ると色んな種類(主軸)のデッキが割とバランス良く使われているように見えます。
21~30位
ここではメガナイトやラムライダー、ゴブリンドリルが入ったデッキが初登場します。
スケラフリーズは先月はボウラー型が多かったですが、今月はダクプリ型がトップで23位に入っています。
25位はラム神器と呼ばれるラムライダー入りで相手の地上受けを枯渇させるようなデッキです。先月はロイヤルゴーストの所がアイスゴーレムの形が人気でした。
27位の2.6ホグもアイスピをファイスピに変えた形で、今月に入ってよく使われています。
31~40位
ここではゴーレムデッキが初登場します。
ペッカラムデッキは38位が最高位です。先月はベビードラゴンやライトニングが入ったデッキ(このあと49位に登場)が一番使われていましたが、今月はこのマザーネクロマンサー入りのデッキがよく使われています。
41~50位
ロイヤルジャイアントデッキは、漁師トリトン、そしてファイボウッドあたりを入れておけば残りのカードの自由度は高いですね。50位以内に7種類ものロイジャイデッキがランクインしました。
ランク外
50位以内に入らなかったデッキタイプ(主軸)やカードについて、それぞれで一番人気のデッキを掲載します。
ゴブジャイアント(35.0pt)
エレクトロジャイアント(32.1pt)
主軸なし(小屋小屋デッキ)(24.8pt)
三銃士(23.4pt)
巨大スケルトン入り(22.6pt)
エリクサーゴーレム(10.6pt)
最後に
大型アップデートでチャンピオンが登場したことにより、今回のデッキ統計がチャンピオン無しでの最後の統計となりました。
チャンピオンが入ったことで今後大きく環境が変わる可能性があるので注視していきたいと思います。
明日と明後日、10/30(土)・31(日)に行われるクラロワリーグのラストチャンス予選はチャンピオンが使用できません。もしかしたら公式大会では最後のチャンピオン無しでの戦いになるかもしれません。どのようなデッキが使われるか注目したいです。
最後に、チャンピオン入りのデッキが当たり前になった環境になっても、たまにはこういう環境があったことを思い出してあげてください。
以上です!よきクラロワライフを!
クラロワ関連リンク
※このコンテンツは非公式であり、Supercellによる承認を受けていません。ファンコンテンツに関する詳細は、Supercellのファンコンテンツポリシーをご覧ください。
コメント