クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は6/6(月)にシーズンを終える2022年6月シーズンの情報です。
目次
最近の環境の変化について
6月シーズンが始まってすぐの6/7(火)にバランス調整が行われました。
調査方法
調査方法は従来どおり、クラロワAPIを使用してグローバルランキングTop1000のプレイヤーの使用デッキを調査しました。マルチで使用し勝利したデッキの中から最多トロフィーを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
使用率や人気順は、過去のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
調査データ
【調査日】6/30(土)(6月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】6/6(月)(6月シーズン開始)以降
比較データ
【調査日】6/3(金)(5月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】5/2(月)(5月シーズン開始)以降
比較データは下記記事で取り上げたものと同じです。
つまり、本記事での比較は、バランス調整の前後の比較となります。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
※数字(%)は調べたデッキのうち、そのカードが入ったデッキの割合を表しています。
主軸
相手タワーへのダメージ源となるカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードにコスト7以上のカードを含めたカードの使用率一覧は次のようになります。
黒字の%が今回調査した使用率です。その下の緑や赤の%が前回(先月)からの変動です。
+8.4%と大きく使用率が上がったのがエレクトロジャイアントです。バランス調整でHPが9%増えるという強化がなされました。
ゴブリンドリルはバランス調整の際、それまで「地下を移動する速度」が本来の速度より速くなっていたバグが修正されました。それでも使用率は微増となっています。
呪文
続いて呪文カードです。
バランス調整でタワーダメージが33%ダウンしたローリングウッドが使用率を落としましたが、それでも呪文の中では使用率トップを維持しています。
鏡(ミラー)は一つ前の4月シーズン頭に行われたバランス調整で強化されたカードですが、今回大きく使用率が上昇しました。
建物
続いて建物カードです。
大砲の使用率が大きく上がりました。
一つ前の4月シーズン頭に行われたバランス調整で強化されたエリクサーポンプですが、共に使われることが多い主軸である三銃士や巨大クロスボウの使用率が下がったのに伴い、使用率が減少しています。
ユニット
続いて全ユニットの使用率です。
使用率が上がったカード
全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の上昇が大きかったカードです。
ボンバーは今回使用率が上がったエレクトロジャイアントデッキやゴブリンドリルデッキに入ることが多いカードです。
巨大スケルトンは一つ前の4月シーズン頭に行われたバランス調整で攻撃速度とHPにおいて強化が行われましたが、ここにきて使用率が大きく上昇しました。
使用率が下がったカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。
デッキ
各デッキについて独自のポイント(*)を計算し、その高い順から50デッキ載せます。
(*)独自のポイントは使用人数が多いほど、またそれぞれのプレイヤーがそのデッキで到達したトロフィーが高いほど多くなるように計算しています。目安としては500位ぐらいの10人のプレイヤーが使用するデッキのポイントは60ptとなります。
1~10位
Rank(順位)とPoint(デッキポイント)には前回からの比較を載せています。▲▲は前回は(マルチのTop1000では)使用するプレイヤーがいなかった事を意味します。
今回大きく使用率を上げて1位になったのはゴブリンドリルデッキです。
4位には鏡(ミラー)入りのエレクトロジャイアント(エレジャイ)デッキが入りました。先月はエレジャイはライトニングが入った鏡の入らないデッキが一番人気でしたが、現在はこの形が人気となっています。
11~20位
11位の枯渇デッキは、先月はアイススピリットの所がエレクトロスピリットの形が人気でした。
21~30位
ジャイスパ(ジャイアント+スパーキー)が3つ入った順位帯となっています。
スケルトンラッシュ(スケラ)デッキは30位に初登場です。
31~40位
ゴブジャイアント(ゴブジャイ)のデッキが鏡(ミラー)入りで34位に初登場しています。
41~50位
最後に
前々回に強化された鏡(ミラー)と前回強化されたエレジャイ、そしてチャンピオンの中で現在使用率トップのゴールドナイトが入った4位のこのデッキが今注目のデッキですね。
そしてエレジャイを対策するために建物が入ったデッキも多くなっています。
バランス調整は2ヶ月に1度の周期で行われるので、次回は8月の頭になるでしょう。この時にはエレジャイか鏡(ミラー)のどちらかか両方は弱体化されるのではないかと予想します。
まだまだ、今シーズンの終盤、そして来シーズンは現在の環境で争われるので、その中で環境がどのように変化していくかにも注目です。
以上です!よきクラロワライフを!
クラロワ関連リンク
※このコンテンツは非公式であり、Supercellによる承認を受けていません。ファンコンテンツに関する詳細は、Supercellのファンコンテンツポリシーをご覧ください。
コメント