クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は2/6(月)にシーズンを終える2023年1月シーズンの情報です。
目次
調査方法
調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。
グローバルランキングのTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチ(伝説の道)で使用して勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
比較データ
カードやデッキの使用率や人気順は、前回調査時のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
今回の調査データ
【調査日】2/4(土)(1月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】1/2(月)(1月シーズン開始)以降
比較データ
【調査日】2022/12/29(木)(12月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】2022/12/22(木)(緊急バランス調整)以降
比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。
最近のバランス調整・環境変化
最近では珍しく、前回調査時以降カードのバランス調整は行われませんでした。
また、次の2月シーズンの頭には定例のバランス調整が行われます。その調整内容は下記の通りです。
ちゃんと現環境で強いカードが弱体化され、弱いカードが強化されるのかどうかを見ながら本記事を見るのも良いでしょう。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
数字(%)は調べたデッキのうち、そのカードが入ったデッキの割合を表しています。
カードの使用率の平均は約7.3%(1デッキ8カード÷カード109種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことが理想の1つです。
主軸
相手タワーへのダメージ源となるカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードにコスト7以上のカードを含めたカードの使用率一覧は下記のようになります。
黒字の%が今回調査した使用率です。その下の緑や赤の%が前回(先月)からの変動です。
ディガーは相変わらずトップの使用率となっています。
前回以降バランス調整が行われていないのである意味当然なのですが、今回大きな使用率の変動はありませんでした。
その中では、ホグライダーや迫撃砲の使用率Upや、エレクトロジャイアントの使用率Downが少し目立ちました。
呪文
続いて呪文カードです。
大型・中型呪文を見ると、ファイアボールやライトニングが減り、アースクエイク、ロケット、ポイズンといった所が増えました。
小型呪文を見ると、相変わらずローリングウッドが断トツでトップです。
建物
続いて建物カードです。
使用率上位のカードの使用率が更に上がり、下位のカードの使用率が更に下がる傾向となりました。
チャンピオン
チャンピオンに注目してみましょう。
チャンピオンは1デッキに最大1体しか入れることができないので、デッキがチャンピオンを含まない割合も分かります。
まずチャンピオン全体の使用率を見ましょう。前回は全チャンピオンの合計で45.8%でしたが今回は52.6%と6.8%増加しています。
各チャンピオンを見ると、コストが4から5に増えて以降使用率が減ったモンク以外は、割と均等な使用率となっています。
ユニット
下記が全ユニットの使用率です。
12月のバランス調整で弱体化され、前回の調査では39.4%と大幅に使用率が減ったフェニックスですが、今回少し盛り返して依然として最も使われているユニットとなっています。
ゴブリン(24.9%)やアイススピリット(20.6%)も20%超えと、強すぎ警報レベルとなっています。
使用率増加が大きいカード
ここからは全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の増加が大きかったカードです。
使用率減少が大きいカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。
デッキ
各デッキについて独自のポイント(*)を計算し、その高い順から50デッキ載せます。
(*)独自のポイントは使用人数が多いほど、またそれぞれのプレイヤーがそのデッキを使用したバトル到達したレーティングが高いほど多くなるように計算しています。
1~10位
Rank(順位)とPoint(デッキポイント)には前回からの比較を載せています。▲▲は前回は(マルチのTop1000では)使用するプレイヤーがいなかった事を意味します。
順位を大きく上げて1位になったのは迫撃ディガポイ(迫撃砲+ディガー+ポイズン)デッキです。
迫撃ディガポイデッキは、前々回はモンク・フェニックス入り、前回はナイト・アーチャークイーン入り、そして今回はマイティディガー・フェニックス入りと、人気の形が少しずつ変わってきています。
6位のロイジャイ(ロイヤルジャイアント)デッキはハンター入り、7位のアチャクイクロス(アーチャークイーン+巨大クロスボウ)デッキはナイト、大砲入り、8位の神器デッキは(ローリングウッドではなく)レイジ型、9位のガゴ群れ迫撃ディガーデッキは、アーチャー、矢の雨入りの所がそれぞれ特徴的となっています。
11~20位
ゴーレムデッキは14位のゴールドナイト入りが最高位です。
前回、ペッカ攻城(P.E.K.K.A + 攻城バーバリアン)デッキは、5位にマジックアーチャー・ファイアボール型が入っていましたが、今回はガーゴイル・ポイズン型の16位が最高位となっています。
ここまでのデッキ見て「やっぱりフェニックスが強い」「やっぱりフェニックス入りのデッキが強い」という印象を受けました。
21~30位
ディガーWB(ウォールブレイカー)デッキは21位が最高位となっています。前回は槍ゴブリンの所がスケルトンの形や、スケキン・ザッピー入りの形が人気でした。
31~40位
巨大スケルトン入りのデッキは、35位の巨スケホグが最高位でした。
41~50位
44位にはメガナイトラムデッキが入りました。ラムライダー入りのデッキとしてはこれが最高位となります。
今回50位以内に入らなかったカードは、三銃士、ゴブジャイアント、スパーキー、エリクサーゴーレム、スケルトンバレル、見習い親衛隊などでした。
最後に
2月シーズン初頭のバランス調整ではフェニックスやアーチャークイーン、ローリングウッドといった現在使用率が高いカードが弱体化されるので、より良い環境になることが期待されます。
バランス調整の強化組を見ると、モンクやロケット砲士、アーチャーは初撃速度や攻撃間隔が早くなり、相手にするとやっかいな存在になるかもしれませんね。強くなりすぎないことを祈ります。
以上です!よきクラロワライフを!
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