クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は6/5(月)にシーズンを終える2023年5月シーズンの情報です。
目次
調査方法
調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。
マルチ(伝説の道)のグローバルランキングのTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチで使用され勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
比較データ
カードやデッキの使用率や人気順は、約2ヶ月前の調査時のデータと比較しています。
今回の調査データ
【調査日】6/4(日)(5月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】5/1(月)(シーズン開始)以降
比較データ
【調査日】3/31(金)(3月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】3/6(月)(シーズン開始)以降
先月もデッキ統計記事を書きましたがマルチがメガドラフトモードのシーズンだったためグラチャレ・クラチャレで使用されたデッキの調査となりました。
通常バトルのマルチ同士の比較となるよう、今回は先々月のデータと比較しました。
比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。
最近のバランス調整・環境変化
4/4(火)には定例のバランス調整が行われました。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
数字(%)は調べたデッキのうち、そのカードが入ったデッキの割合を表しています。
カードの使用率の平均は約7.3%(1デッキ8カード÷カード109種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことが理想の1つです。
主軸
相手タワーへのダメージ源となったりデッキの軸を決めるようなカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードと主軸に準ずるカードを合わせたカードの使用率一覧は下記のようになります。
黒字の%が今回調査した使用率です。その下の緑や赤の%が前回(先月)からの変動です。
バランス調整でタワーダメージが減ったディガーは使用率を大きく落としましたが、依然として使用率は1位です。
呪文
続いて呪文カードです。
バランス調整でアーチャーが弱体化された影響からか、矢の雨の使用率が下がりました。
ローリングウッドは元の使用率の高さに戻った感じです。
建物
続いて建物カードです。
バランス調整で槍ゴブリンが強化された影響でゴブリンの小屋の使用率が増えています。
チャンピオン
チャンピオンに注目してみましょう。
チャンピオンは1デッキに最大1体しか入れることができないので、デッキがチャンピオンを含まない割合も分かります。
バランス調整で弱体化されたゴールドナイトがそれまでの1位から3位に転落しました。
チャンピオンが含まれないデッキの使用率が約10%上昇しているのも興味深いです。
一般ユニット
下記が主軸カードを除いたユニットの使用率一覧です。
使用率増加が大きいカード
ここからは全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の増加が大きかったカードです。
バランス調整で強化されたアウトローの使用率が上がっており、槍ゴブリンの強化によってゴブリンギャングなどの使用率も上がっています。
枯渇デッキの使用率アップ(ゴブリンバレルの使用率は5.5%Up)からプリンセスの使用率も上がっています。
使用率減少が大きいカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。
それまでが強すぎたアーチャーが弱体化により使用率大幅減です。
デッキ
各デッキについてデッキポイントという独自のポイントを計算し、その高い順から50デッキ掲載します。
【表記について】
- Rating(Rank): そのデッキで到達した最大レーティングとその時の順位の目安
- Num: そのデッキを使用するプレイヤー数
- DP: デッキポイント。そのデッキの使用人数が多いほど、またプレイヤーがそのデッキで到達した順位が高いほど多い数値となります。
- ▲と▼: 前回からの変化。▲▲は前回はTop1000のプレイヤーでは使用が無かったデッキを意味します。
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
最後に
6月シーズンの初頭である6/6(火)には定例のバランス調整が実施されることが発表されています。
次はどんな環境になるのでしょうか?
以上です!よきクラロワライフを!
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