クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は2023年12月シーズンの情報です。
目次
調査方法
調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。
マルチ(伝説の道)のグローバルランキングのTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチで使用され勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
比較データ
カードやデッキの使用率や人気順は、前回調査時のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
今回の調査データ
【調査日】12/24(土)(12月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】12/13(水)(臨時バランス調整)以降
比較データ
【調査日】12/1(金)(11月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】11/17(金)(臨時バランス調整)以降
比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。
最近のバランス調整・環境変化
前回調査時以降の環境の変化を見てみましょう。
新限界突破:アイススピリット
12月シーズンの頭(12/4)に、アイススピリットの限界突破が解放されました。
臨時バランス調整
12/13(水)には臨時のバランス調整が実施されました。
■限界突破アイススピリット
サイクル: 3→2
■限界突破アーチャー
パワーショットのダメージ: 215→181 (-15.8%)
■ゴブジャイアント
[背中の槍ゴブリン] 攻撃速度: 1.5→1.7秒
※ステータス値はLv.11のもの
公式ブログ
つまり今回の調査は、上記の変化の前後を比較したものとなります。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
カードの使用率の平均は約7.3%(1デッキ8カード÷カード110種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことがバランスの取れた環境という理想の1つです。
一覧の見方
カード一覧の見方は下記の通りです。
表記 | 意味 |
---|---|
黒字 | (未限界突破と限界突破後を区別した)使用率 |
青字 | 未限界突破と限界突破後の使用率を合計したもの |
緑文字 | 前回からの使用率変化(増加) |
赤文字 | 前回からの使用率変化(減少) |
つまり、上記例では「ロケット砲士」というカードを限界突破のあり無し関係なしに見ると、使用率は31.3%であり前回から4.9%増えたという意味になります。
主軸
相手タワーへのダメージ源となったりデッキの軸を決めるようなカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードと主軸に準ずるカードを合わせたカードの使用率一覧は下記のようになります。
カードの並び順は使用率の高い順です。合計使用率がある場合はそれが使用されます。
前月トップだったゴブジャイアントの使用率はバランス調整での弱体化を受け、大きく下がりました。
そのゴブジャイと一緒に使われることが多かったメガナイトの使用率も落ちました。
呪文
続いて呪文カードです。
先月5番目によく使われていたレイジがこれもゴブジャイ弱体化の影響で使用率が減りました。
ファイアボールの使用率も下がり、トルネードやローリングウッド、巨大雪玉は増加しました。
建物
続いて建物カードです。
今年10月のバランス調整で弱体化(攻撃速度ダウン)されて使用率が下がった(18.8%→10.6%)ボムタワーですが、ここに来てまた使用率を上げてきました。
限界突破カード
続いて限界突破カードです。
デッキの中に1つある限界突破スロットにどのカードがセットされているかの割合を出しました。
紫色の数字は限界突破後カードが使用された割合、黒文字は未限界突破カードが使用された割合です。青字はこれらの合計です。
斜線マークのカードは限界突破が使われなかった(限界突破スロットに限界突破カードがセットされなかった)割合を表しています。
先月トップだったアーチャーの使用率は大きく下がりましたが2位につけています。
今月新たに限界突破が解放されたアイススピリットですが、使用率は最下位になっています。
チャンピオン
続いてチャンピオンです。
チャンピオンは1デッキに最大1体しか入れることができないので、その割合を出しました。
斜線マークのカードはチャンピオンが使われなかった割合を表しています。
先月、新登場した後に二度の弱体化を受けたリトルプリンスですが、全カード中トップの53.1%という圧倒的な使用率となっています。
一般ユニット
下記が前述の主軸系カードやチャンピオンを除いたユニットの使用率一覧です。
使用率増加が大きいカード
全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の増加が大きかったカードです。
使用率減少が大きいカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。
漁師トリトンもゴブジャイデッキに入ることが多かったカードでした。
デッキ
各デッキについてデッキポイントという独自のポイントを計算し、その高い順から50デッキ掲載します。
【表記について】
- Rating(Rank): そのデッキで到達した最大レーティングとその時の順位の目安
- Num: そのデッキを使用するプレイヤー数
- DP: デッキポイント。そのデッキの使用人数が多いほど、またプレイヤーがそのデッキで到達した順位が高いほど多い数値となります。
- ▲と▼: 前回からの変化。▲▲は前回はTop1000のプレイヤーでは使用が無かったデッキを意味します。
限界突破可能カードに関しては、限界突破しているカードとしていないカードは別ものとしてデッキを集計しています。
1~10位
ディガーWB(ウォールブレイカー)デッキが3位に急上昇です。
限界突破ナイトを採用したエレクトロジャイアントデッキが今回新登場です(5位)。先月は限界突破アーチャーの採用が多かったです。
メガナイト型のゴブジャイアントデッキは減りましたが、ボウラーとリトルプリンスが入った形のゴブジャイは生き残っているようです。
11~20位
限界突破ロケット砲士とマイティディガーを採用したホグライダーデッキが大躍進です(12位)。
リトルプリンスや巨大雪玉を採用したホグデッキも今回新登場しています(14位)。
21~30位
31~40位
41~50位
最後に
今月はゴブジャイと限界突破アーチャーの弱体化によって環境が少しグニュッと動いた、そんなシーズンになっている印象です。
1月の来シーズンにはまた色々と変化があります。
- 新タワーユニット登場
- 新限界突破「バルキリー」
- 定例バランス調整
特にタワーユニットはこれまでに無かった新しい要素なので、どのようにゲームプレイが変化するか楽しみです!
新タワーユニット
新限界突破「バルキリー」
バランス調整
以上です!よきクラロワライフを!
クラロワ関連リンク
※このコンテンツは非公式であり、Supercellによる承認を受けていません。ファンコンテンツに関する詳細は、Supercellのファンコンテンツポリシーをご覧ください。
コメント