【クラロワ】カード使用率・人気デッキ統計(2024年1月シーズン)

クラロワ
     

クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード強いデッキを調べるシリーズ。今回は2024年1月シーズンの情報です。

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調査方法

調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。

マルチ(伝説の道)のグローバルランキングTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチで使用され勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。

比較データ

カードやデッキの使用率や人気順は、前回調査時のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。

今回の調査データ

【調査日】1/27(土)(1月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】1/3(水)(定例バランス調整)以降

比較データ

【調査日】2023/12/24(土)(12月シーズン終盤)
【デッキ検索範囲】2023/12/13(水)(臨時バランス調整)以降

比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。

最近のバランス調整・環境変化

前回調査時以降の環境の変化を見てみましょう。

新限界突破:バルキリー

1月シーズン(1/1)に、バルキリーの限界突破が解放されました。

新タワーユニット:ブラスター

従来プリンセスタワーだったものが、タワーの上にタワーユニットが乗るという形に変わり、1月シーズン(1/1)に新たにブラスターというタワーユニットが登場しました。

タワーユニットの登場により、タワーユニットを含めたデッキのバリエーションが増えることが予想されます。

タワーユニットについての詳細は下記記事をご参照ください。

定例バランス調整

1/3(水)に定期のバランス調整が実施されました。

つまり今回の調査は上記の変化の前後を比較したものとなります。

カード

カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。

カードの使用率の平均は約7.3%(1デッキ8カード÷カード110種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことがバランスの取れた環境という理想の1つです。

一覧の見方

カード一覧の見方は下記の通りです。

表記意味
黒字(未限界突破と限界突破後を区別した)使用率
青字未限界突破と限界突破後の使用率を合計したもの
緑文字前回からの使用率変化(増加)
赤文字前回からの使用率変化(減少)

つまり、上記例では「ロケット砲士」というカードを限界突破のあり無し関係なしに見ると、使用率は31.3%であり前回から4.9%増えたという意味になります。

主軸

相手タワーへのダメージ源となったりデッキの軸を決めるようなカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。

主軸カードと主軸に準ずるカードを合わせたカードの使用率一覧は下記のようになります。

カードの並び順は使用率の高い順です。合計使用率がある場合はそれが使用されます。

スケルトンラッシュの使用率が上昇しました。限界突破迫撃砲の使用率は2.8%増加しましたが、ノーマル迫撃砲の使用率は減っており、迫撃砲全体では1.7%の増加にとどまっています。

ホグライダー見習い親衛隊ウォールブレイカーなどの使用率はやや落ちました。

バランス調整で強化(HP6%増)された巨大スケルトンは使用率が1.5%伸びています。

呪文

呪文カードです。

矢の雨ポイズンなどが増え、ローリングウッドアースクエイクロイヤルデリバリーなどが減りました。

建物

建物カードです。

ボムタワーの使用率が大きく落ちました。

これはボムタワーが使われることが多かったディガポイ系(ディガーとポイズンを使用したデッキ)が減ったり、迫撃砲型に置き換わったりしたことが影響していると思われます。

限界突破カード

限界突破カードです。

デッキの中に1つ存在する限界突破スロットにどのカードがセットされているか、つまり、どの限界突破カードが使用されているかの割合を見ることができます。

紫色の数字は限界突破後カードが使用された割合、黒文字は未限界突破カードが使用された割合です。青字はこれらの合計です。
斜線マークのカードは限界突破が使われなかった(限界突破スロットに限界突破カードがセットされなかった)割合を表しています。

バランス調整で弱体化されたアーチャー見習い親衛隊は使用率が落ちています。

それ以外の上位陣がそれぞれ使用率を上げた形になりました。

チャンピオン

チャンピオンです。

チャンピオンは1デッキに最大1体しか入れることができないので、その割合を見ることができます。

斜線マークのカードはチャンピオンが使われなかった割合を表しています。

バランス調整ではリトルプリンスが弱体化され(ダメージ減・ガーディアンHP減)、アーチャークイーンが強化されました(スキル効果時間増)。それぞれ影響は数字に現れています。

一般ユニット

下記が前述の主軸系カードやチャンピオンを除いたユニットの使用率一覧です。

ガーゴイルが3位にランクアップしています。リトルプリンスの採用が減った分、増えている可能性があります。

使用率増加が大きいカード

全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。

下記が使用率の増加が大きかったカードです。

バランス調整でシールドのHPが増える強化を受けた盾の戦士の上昇率が大きくなっています。

使用率減少が大きいカード

下記が使用率の減少が大きかったカードです。

バランス調整で配置時間が遅くなった弱体化を受けたゴブリンは大きく使用率が落ちました。

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タワーユニット

今シーズンに登場した新タワーユニット「ブラスター」の使用率は現時点では9.7%となっています。

デッキ

各デッキについてデッキポイントという独自のポイントを計算し、その高い順から50デッキ掲載します。

【表記について】

  • Rating(Rank): そのデッキで到達した最大レーティングとその時の順位の目安
  • Num: そのデッキを使用するプレイヤー数
  • DP: デッキポイント。そのデッキの使用人数が多いほど、またプレイヤーがそのデッキで到達した順位が高いほど多い数値となります。
  • : 前回からの変化。▲▲は前回はTop1000のプレイヤーでは使用が無かったデッキを意味します。

限界突破可能カードに関しては、限界突破しているカードとしていないカードは別ものとしてデッキを集計しています。
タワーユニットについても、別のタワーユニットの場合は別のデッキとして集計しています。

1~10位

11~20位

21~30位

31~40位

41~50位

最後に

このブラスター型の迫撃ディガポイデッキはデッキランキング2位に入る強さを見せています。

とは言え、全体で見るとブラスターの使用率は9.7%(1000人中97人)にとどまっています。

これはブラスターが強みを発揮するデッキが限られているからなのでしょうか?

それともブラスターをレベルMaxにするには8000円が必要なため、そもそもブラスターをレベルMaxにできていない人が多いからなのでしょうか?

どうも後者の理由の方が大きい気がします。そうなるとこれからじわじわと時間をかけてブラスターは広まっていく可能性がありますね。




以上です!よきクラロワライフを!

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