クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は2024年9月シーズンの情報です。
目次
調査方法
調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。
マルチ(伝説の道)のグローバルランキングのTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチで使用され勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
比較データ
カードやデッキの使用率や人気順は、前回調査時のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
今回の調査データ
【調査日】9/29(日)(9月シーズン終盤)
比較データ
【調査日】9/1(日)(8月シーズン終盤)
比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。
最近のバランス調整・環境変化
前回調査時以降の環境の変化を見てみましょう。
新限界突破:P.E.K.K.A
9月シーズンの頭である9/2(月)に、P.E.K.K.A(ペッカ)の限界突破が解放されました。
新限界突破:メガナイト
9/14(土)には、メガナイトの限界突破が解放されました。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
カードの使用率の平均は約7.0%(1デッキ8カード÷カード115種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことがバランスの取れた環境という理想の1つです。
一覧の見方
カード一覧の見方は下記の通りです。
数字(%)はカードの使用率を表しています。
文字色 | 意味 |
---|---|
黒字 | 非限界突破 |
紫文字 | 限界突破 |
青字 | 非限界突破と限界突破の合計 |
また、一番下の数字は前回からの使用率の変化です。
文字色 | 意味 |
---|---|
緑文字 | 使用率 増加 |
赤文字 | 使用率 減少 |
限界突破解放済のカードに関しては、使用率の変化は合計使用率の変化を見ています。
つまり、上記例では「ウォールブレイカー」というカードを限界突破のあり無し関係なしに見ると、使用率は21.8%であり前回から13.5%増えたという意味になります。
主軸
相手タワーへのダメージ源となったりデッキの軸を決めるようなカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードと主軸に準ずるカードを合わせたカードの使用率一覧は下記のようになります。
カードの並び順は使用率の高い順です。合計使用率がある場合はそれが使用されます。
限界突破が解放されたP.E.K.K.Aの使用率が大幅に増え1位になりました。そのP.E.K.K.Aと相性が良いラムライダーの使用率も伸びました。
もう一つ限界突破が解放されたメガナイトも前回の2.3%から6.4%に使用率を伸ばしました。
ロイヤルジャイアントや迫撃砲などは使用率を落としました。
呪文
ペッカラムやラヴァデッキなどに入ることが多いザップの使用率が増えました。
建物
限界突破カード
下記の限界突破使用率(紫文字)は、デッキの中に2つ存在する限界突破スロットにどのカードがセットされているかを表した数字になっており、全てを足すと200%となります。
マークは限界突破が使われなかった割合を表しています。
ここでの使用率変動は、限界突破使用率(紫文字)の変動を表します。
チャンピオン
チャンピオンは1デッキに最大1体しか入れることができないので、その割合を見ることができます。
マークはチャンピオンが使われなかった割合を表しています。
ロイヤルホグデッキに入ることが多いアーチャークイーンの使用率が伸びました。
一般ユニット
下記が前述の主軸系カードやチャンピオンを除いたユニットの使用率一覧です。
使用率増加が大きいカード
全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の増加が大きかったカードです。
P.E.K.K.Aの防衛に効果的な盾の戦士の使用率が増えました。
アイスウィザードは迫撃砲デッキやペッカバルーンフリーズデッキなどに採用されています。
使用率減少が大きいカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。
前回はゴブジャイアントと組み合わされることが多かったプリンスですが、現在ゴブジャイアントデッキには限界突破P.E.K.K.Aが入るようになっています。
タワーユニット
ブラスターの使用率がタワープリンセスに迫っています。
デッキ
各デッキについてデッキポイントという独自のポイントを計算し、その高い順から50デッキ掲載します。
【表記について】
- Rating(Rank): そのデッキで到達した最大レーティングとその時の順位の目安
- Num: そのデッキを使用するプレイヤー数
- DP: デッキポイント。そのデッキの使用人数が多いほど、またプレイヤーがそのデッキで到達した順位が高いほど多い数値となります。
- ▲と▼: 前回からの変化。▲▲は前回はTop1000のプレイヤーでは使用が無かったデッキを意味します。
限界突破可能カードに関しては、限界突破しているカードとしていないカードは別ものとしてデッキを集計しています。
タワーユニットについても、別のタワーユニットの場合は別のデッキとして集計しています。
1~10位
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
最後に
来シーズンにはバランス調整が予定されており、限界突破P.E.K.K.Aや限界突破ザップ、限界突破テスラなどが弱体化される見込みです。
来シーズンの終盤、11/1(金)からは世界一決定戦が開催されます。バランス調整によってなるべく良い環境で世界一決定戦が行われるといいですね!
以上です!よきクラロワライフを!
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