クラロワリーグWestは11/8(日)にシーズン2(Fall Season)のレギュラーシーズンの全日程が終わりました。そして11/14(土)からはプレイオフが始まります。
そこで今回はレギュラーシーズンの結果がどうだったか、各10チームについて見ていこうと思います。プレイオフに残っているチームについては、プレイオフでどのチーム・どの選手に注目すればいいかという予習にもなるかな?と思います。
※本記事の図表などはCRL Pocketのものを使用しています。
目次
順位表・星取表
総当たり戦となったレギュラーシーズンの星取表です。
SK GamingとTribe Gamingが7勝2敗で並びましたが、直接対決の結果によりSKが1位となりました。
SKとTribeの2チームはこのレギュラーシーズンの結果により、既に今年の世界一決定戦への出場を決めています。
4勝ラインで3チームが並びましたが、3チーム間での直接対決の得失セット差により、paiN GamingとCream Real Betisはプレイオフ進出となる6位以内を決め、Dignitasは惜しくもプレイオフに進むことはできませんでした。
paiNがMisfits戦で行ったルール違反のペナルティにより1勝を失ったことで、このプレイオフラインの順位に微妙に影響したようです。
(参考)Ruling – Pain Gaming vs Misfits Gaming | Clash Royale Esports
セット勝敗
各チームのセットごとの勝敗を表した表です。
1位SKと2位Tribeは各セットで勝ち越し。3位Team QuesoはSet1の2v2で負け越したもののSet2のKoTHとSet3の1v1で巻き返して試合を勝っていった事が分かります。
8位Chivas esportsは2v2でいい成績をおさめたものの、1v1力が弱点となりました。
各チーム成績
各チーム、レギュラーシーズンの順位が高い順に見ていきます。
1位 SK Gaming
【レギュラーシーズン】7勝2敗
【表の見方】(カッコ)内はゲームの勝敗、カッコ無しはセットの勝敗です。
2019年の世界一決定戦に出場し3位タイ、2020年シーズン1ではプレイオフ3位タイだったSK Gaming。今シーズンは圧倒的な成績を見せてレギュラーシーズン1位となり、早々と世界一決定戦への出場を決めました。
Mortenはxopxsamと組んだ2v2では6勝2敗と好成績をおさめ、KoTHでも9勝2敗(3タテ2回)と強さを見せました。
Set3の1v1ではJavi14が3勝1敗と勝負強さを見せました。
2位 Tribe Gaming
【レギュラーシーズン】7勝2敗
2020年シーズン1ではレギュラーシーズンを4勝無敗したもののプレイオフは初戦で敗れ3位タイで終わったTribe Gaming。今シーズンの前半は3勝2敗でしたがそこからは4連勝し2位にすべりこみ、世界一決定戦への出場を決めました。
2v2専のAzilysはBoeufmacと組んで5勝4敗。
TNT、Boeufmac、JupiterKingの3人は全員KoTHで勝ち越していて、KoTH成績の7勝2敗は全チーム中トップです。
3位 Team Queso
【レギュラーシーズン】6勝3敗
2020年シーズン1では1勝3敗でプレイオフに進めなかったTeam Queso。今シーズンは6勝3敗と好成績をおさめました。
2v2の成績はあまり良くなかったものの、KoTHと1v1でRUBENが勝ちまくって試合をもぎ取っていった印象です。
4位 Spacestation Gaming
【レギュラーシーズン】6勝3敗
2020年シーズン1ではプレイオフで優勝したSpacestation Gaming。
2018年に日本で行われた世界一決定戦でも組んでいたthegod rf & ah craaapペアは健在です(当時のチームはImmortals)。
1v1はKoTHの勝率が高いthegod rfとLaPoKaTi、Samuel Bassotoの3枚でプレイオフも戦うでしょう。
5位 paiN Gaming
【レギュラーシーズン】4勝4敗(5勝4敗 - ペナルティ1勝)
2020年シーズン1から選手を全とっかえするという驚きの方策をとったpaiN Gamingは見事プレイオフ入りを果たしました。
Lucas & Wallaceペアは2v2で5勝無敗(ゲーム単位10勝1敗)と驚異的な強さを見せました。
SweepはKoTHでその名の通りスウィープ(3タテ)を決めるなど好成績をおさめました。
Vitor75は8月に行われた個人世界一を決める大会、NT World Championshipの決勝の8人に入った選手です。
6位 Cream Real Betis
【レギュラーシーズン】4勝5敗
Cream Real Betisはプレイオフに進む6位以内にギリギリ入りました。
2v2やKoTHで飛び抜けて勝っている選手はいませんが、1v1ではSaint Belikinが2勝無敗と大きい働きをしました。
Belikinは2018年の世界一決定戦出場(Team Quesoで出場)を最後にクラロワの競技シーンを離れていましたが、2020年に復帰しました。
(参考)SAINT BELIKIN | Clash Royale League – YouTube
2018年Team Queso加入時(?)の選手紹介動画(英語)
7位 Dignitas
【レギュラーシーズン】4勝5敗
Dignitasは4勝ラインに乗せたものの惜しくもプレイオフ進出を逃しました。
BaleはKoTHと1v1で勝ち越して力を見せました。
8位 Chivas esports
【レギュラーシーズン】2勝7敗
Chivas esportsは2v2でDiegoB & Pompeyo4ペアが活躍したものの、KoTHと1v1のシングルスでは勝てず大きく負け越すことになりました。
今年のシーズン1の後にTeam Liquidから移籍してきたDiegoBは良い試合を見せてくれました。
9位 Team Liquid
【レギュラーシーズン】2勝7敗
2019年の世界一決定戦で優勝し世界チャンピオンとなったTeam Liquidがまさかの下位転落です。
全体的なゲーム単位での勝敗を見ると35勝42敗(勝率45.5%)と極端に悪いわけではないですが、ゲームカウント1-2など競り負けて落とすセットが多かったのかもしれません。
10位 Misfits Gaming
【レギュラーシーズン】2勝7敗
2020年シーズン1のプレイオフでは2位となったMisfits Gaming。今シーズンは大失速となりました。
開幕から5連敗しましたがこの間Set1の2v2も5連敗と、2v2で結果が出るまでに時間がかかったのが響いたのかもしれません。
プレイオフ
クラロワリーグWestのプレイオフは上図のようなトーナメントで行われます。試合形式はBO5(2v2 – 1v1 – 1v1 – 1v1 – KoTH)です。
初日は11/15(日)3:00[14(土)深夜27:00]から、第一試合目、Spacestation Gaming VS paiN Gaming戦が始まります。
その日の2試合目は1試合目が終わり次第始まるので、開始時刻は目安となります。
初日の2試合の各勝者が世界一決定戦に出場する残り2チームとなります。
試合はYoutubeでライブ放送され、アーカイブも残ります(英語・スペイン語・ポルトガル語)。
⇒ YouTubeチャンネル – Clash Royale Esports
世界一決定戦
今年の世界一決定戦は12/5(土)、6(日)に行われることが発表されています。
試合形式(トーナメント)は未発表ですが、もしEast4チームとWest4チームが初戦でぶつかる形式になると、Westのプレイオフの結果で世界一決定戦の初戦のマッチアップが決まるかもしれないので、その意味でもプレイオフが注目されます。
East | West |
---|---|
1位 Nova Esports | 4位(???) |
2位 PONOS | 3位(???) |
3位 W.EDGM | 2位(???) |
4位 FAV gaming | 1位(???) |
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
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