クラロワの公式eスポーツ大会であるクラロワリーグ。
先日2021年シーズンのラウンド2が終わりましたので結果をまとめたいと思います。
目次
はじめに
2021年のクラロワリーグは月単位でラウンドという形で大会が開かれます。ラウンドの中身は次の図のようになります。
本記事ではラウンドのそれぞれのイベントについて結果を書いていきます。
クラロワリーグ全体についての詳細は下記記事に詳しく書いたので参考にしてください。
情報源
選手情報や試合結果など、クラロワリーグに関する情報はRoyaleAPIのサイトが詳しいです。
👉on.royaleapi.com/crl
特にLeaderboard(ポイントランキング)は選手の細かな情報も分かりやすい一覧になっていてオススメです。
また、今年のクラロワリーグは、全般的にBattlefyというサイト上で、試合の管理や実行が行われています。
👉Clash Royale League 2021 esports tournaments | Battlefy
上記リンクから各ステージの試合結果等を見ることができます。
本記事ではこれらのサイトの情報などをまとめます。
トロフィーレース
【期間】2021/2/1(月)~3/1(月)
トロフィーレースの期間はゲーム内のシーズンの期間です。シーズン終了時のグローバルランキング1000位以内(*)のプレイヤーが次のマンスリー予選に参加する資格を得ます。
(*)1000位を超えていても1000位と同じトロフィーのプレイヤーは含まれます。
約1000人の中から把握されているサブ垢を除いたプレイヤーを国別に集計したものをRoyaleAPIが出しています(下図)。
先月行われたラウンド1の数字もあわせて書かれています。日本のプレイヤーは先月の184人から今月の195人と更に人数を伸ばし、圧倒的なトップの国となっています。
マンスリー予選 Day1
【日時】3/13(土)各タイムスロット別
トロフィーレースで1000位以内に入ったプレイヤーは自らマンスリー予選にエントリーする必要があります。この時点で年齢制限がかかり16歳以上である必要があります。
マンスリー予選のDay1は実施時間別にタイムスロットと呼ばれる4つのブロックに分かれています。タイムスロットは日本時間で17:00、21:00、25:00(翌日1:00)、29:00(翌日5:00)の4つです。
Day1はスイス式と呼ばれる方式で戦いが行われ、各選手は11試合ずつ試合を行います。各タイムスロットの上位8名がDay2に進みます。
下記が各タイムスロット上位8名の通過者です。数字は勝敗です。
タイムスロット1
- ライキジョーンズ (9-2)
- 最強 l むぎ (9-2)
- KK19212 (9-2)
- King Miniminter (8-3)
- Line (8-3)
- ACE丨NaCHo (8-3)
- paiN Vitor75 (8-3)
- ⚡DavideRooney™⚡ (8-3)
タイムスロット2
- Bobtherock™ (10-1)
- Higher (10-1)
- khazardy (9-2)
- Aurora (9-2)
- たいよう@ななせまる (9-2)
- Legge錢金™ (8-3)
- SK Morten (8-3)
- FurkanArabacı (8-3)
タイムスロット3
- CRB Michifu (10-1)
- 最強 l ぐりこ (10-1)
- Samuel Bassotto (9-2)
- 飛べ丨FRAM (9-2)
- KIX™️Light難 (8-3)
- Marcダーク (8-3)
- Matte™️ (8-3)
- MSF airsurfer (8-3)
タイムスロット4
- LA Reichert (10-1)
- CHI Pompeyo4 (9-2)
- ❤️iulia❤️ (9-2)
- twitch/xAleeCR (9-2)
- PANDORA (9-2)
- Venom (8-3)
- Twitch/Boss_CR (8-3)
- THC ☆ I Rocket (8-3)
参加者数
各タイムスロットで実際に試合を行った選手の数を表にしました。
TS1 | TS2 | TS3 | TS4 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
参加者(完遂) | 48 | 84 | 105 | 114 | 351 |
途中脱落 | 42 | 66 | 31 | 27 | 166 |
合計 | 90 | 150 | 136 | 141 | 517 |
先月と比べると、参加プレイヤーは473人から517人に増えました。
しかしながら11戦全てやり切った人は先月の363人から351人と減少しました。途中脱落する人はタイムスロット1とタイムスロット2に多く、これはトータルの試合時間が長くかかったタイムスロットほど脱落者が増えたという結果ではないかと思われます。
来月こそは全てのタイムスロットでの時間短縮が望まれます。
マンスリー予選 Day2
【日時】3/14(日)27:00(日本時間)
マンスリー予選のDay2はDay1の翌日に実施されます。
32人の選手が4人ずつ8グループに再編成され、ダブルラウンドロビン形式(総当り2回)で戦います。グループ1位の選手がマンスリー決勝に進みます。
下記が各グループの成績です。数字は勝敗、赤字が通過者です。
グループA
- Morten (5-1)
- xAleeCR (4-2)
- Light (3-3)
- ライキジョーンズ (0-6)
グループB
- PANDORA (5-1)
- Vitor75 (3-3)
- 飛べ丨FRAM (3-3)
- Bobtherock (1-5)
グループC
- Line (5-1)
- Michifu (4-2)
- Boss (2-4)
- Aurora (Auk) (1-5)
グループD
- Miniminter (4-2)
- Reichert (4-2)
- Matte (2-4)
- たいよう@ななせまる (2-4)
グループE
- Marcダーク (5-1)
- iulia (Anaban) (4-2)
- FurkanArabacı (3-3)
- むぎ (Mugi) (0-6)
グループF
- Samuel Bassotto (5-1)
- Higher (4-2)
- Venom (3-3)
- DavideRooney (0-6)
グループG
- khazardy (Egor) (5-1)
- ぐりこ (Griko) (3-3)
- NaCHo (2-4)
- Rocket (2-4)
グループH
- airsurfer (5-1)
- KK (5-1)
- Legge錢金™ (2-4)
- Pompeyo4 (0-6)
マンスリー決勝
【日時】3/20(土)、21(日)23:00(日本時間)
マンスリー決勝は2日間行われ、マンスリー予選を通過した8名が戦います。
対戦形式はダブルエリミネーション形式(敗者復活あり)のトーナメントです。
放送
下記が日本語放送のリンクです(YouTubeアーカイブ)。
結果
最終的なトーナメント図を下記画像にまとめました
優勝は韓国のLine選手。2勝した後Mortenに敗れLosersに移動。そこで勝利し決勝戦はMortenとの再戦。Winners側のアドバンテージのあるMortenに対し2連勝を決め栄光を勝ち取りました。
準優勝はドイツのMorten選手。Winnersを勝ち上がり決勝に臨みましたがLine選手の前に敗れました。
日本からはPandora選手が出場しましたが8位(7位タイ)という結果になりました。
賞金
マンスリー決勝に出場した選手は順位に応じて下記の賞金を獲得しました。
1位は2万ドルで約200万円となります。
ちなみに実際はマンスリー予選のDay2に進んだ段階(ベスト32)から賞金を獲得します。17位~32位で1000ドル(約10万円)獲得します。
ポイントランキング
2021年シーズンの最後に行われる世界一決定戦への出場を決めるためのポイントランキングです。
ラウンド2終了時のポイント累計ランキングは下記のようになっています。
【2021/03/23】公式放送内で発表されたランキングに間違いがあったため、ランキング表をRoyaleAPI版に差し替えました。公式情報とは異なる可能性がありますがご注意ください。
先月の優勝者であるLight選手、今月の優勝者であるLine選手、2ヶ月連続でマンスリー決勝に進んだMiniminter選手などが上位にいます。
日本人もKK選手、Pandora選手、YUYA選手、Hajime選手がこのトップ24人の中に入っています。
現時点でラウンド2まで消化しましたが、残り6ラウンドを戦った時点のポイントランキング(ポイント累計)の上位24人が直接世界一決定戦への切符を手に入れます。
振り返り放送
マンスリー決勝のDay2の放送中(1:23:20頃~)に新番組の発表が行われました。
「CRL PLAYBACK」という今月のクラロワリーグを振り返る番組が生放送で行われ、マンスリー決勝を振り返るとのことです。
【日時】3/24(水)19:00~
【出演者】Jaeger(いぇーがー)・ライキジョーンズ
【配信場所】「クラロワeスポーツ」YouTubeチャンネル
最後に
マンスリー決勝は、日本では少し時間帯が遅いものの、試合の進行はスムーズに行われ、ハイレベルな戦いを楽しく見ることができました。
一方マンスリー予選は、時間帯が遅かったりかなり試合時間がかかったりしているので、選手が「もう次からは出なくていいや」と思わないように大会が改善してほしいと思います。
まだラウンド2を終えた所ですし、世界一決定戦には全部で32名が出場できるので、まだまだ全ての選手にチャンスがあると言えます。なるべく世界中の多くのプレイヤーがこのクラロワリーグに「参加」し続けることができる環境になればいいなと思います。
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
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