Supercellから配信されているスマホ向けアプリ「クラッシュ・ロワイヤル」(以下「クラロワ」)の公式eスポーツ大会がクラロワリーグです。今年のクラロワリーグの3番目に行われたグローバル(世界中の選手が参加可能)のゴールドチケット大会がMasters Challenge by Bernard Chong(以下「本大会」)です。本日、本大会のグランドファイナルが行われ、エジプトのMohamed Light(以下「Light」)選手が優勝しました。
また、クラロワリーグの世界一決定戦への出場権であるゴールドチケットはLight選手が既に獲得済のため、準優勝の日本人選手であるMugi(むぎ)選手が獲得しました。
目次
フェーズ1: オープン予選
ここから本大会の各フェーズ(段階)を振り返りましょう。
【開催期間】5/17(火)4:00 ~ 5/23(月)9:00
本大会の最初の段階であるフェーズ1は、オープン予選でした。
1000人大会が48回開催され、各大会の上位6名、合計288名が次のフェーズに進みました。
Light選手は6回目、Mugi選手は3回目の1000人大会で通過を決めました。
フェーズ2: スイス式大会
【開催期間】5/26(木)23:00 ~5/30(月)2:00
フェーズ2は144人によるスイス式大会が4回(4日間)実施され、各大会の上位6名、合計24名が次のフェーズに進みました。選手は4回のうちの2回に自動的に割り振られました。
このフェーズ以降、対戦形式はデュエルのBO3(カードの重複なしで行う3ゲームマッチ)で行われました。
各大会の結果を掲載します(画像はMasters Challenge公式サイトより)。
Day1
Day2
Day3
Day4
Light選手はDay2で惜しくも7位になり通過を逃しましたが、Day4では無敗でトップ通過しました。
フェーズ3: グループステージ
【開催期間】6/3(金) ~ 6/6(月) 各日0:00開始(日本時間)
フェーズ3は24人を6名ずつの4グループに分けて戦うグループステージです。各グループ内で総当たり戦を行い上位4名、合計16名が次のフェーズに進みました。
各グループの結果を掲載します(画像はMasters Challenge公式サイトより)。
グループA
グループB
グループC
グループD
フェーズ4: グランドファイナル
【開催期間】6/10(土)、6/12(日) ともに0:00開始(日本時間)
グランドファイナルはここまで勝ち上がった16名の選手により、ダブルエリミネーション方式(敗者復活あり)で争われました。
上記トーナメント表には出ていませんが、決勝の一戦目は「Mugi 1-2 Light」でLight選手が勝利しました。Losers側が勝利したため行われた決勝の二戦目も「Mugi 1-2 Light」でLight選手が勝利し優勝を決めました。
Mugi選手ともう一人日本からグランドファイナルに出場したGuriko(ぐりこ)選手は初戦で敗れましたがLosersで2連勝し、ベスト8に入りました。
賞金・特典
本大会の賞金・特典は下記のようになりました。
順位 | 賞金・特典 | 選手 |
---|---|---|
1位 | $15,000(約200万円) | Mohamed Light(エジプト) |
2位 | $10,000 +ゴールドチケット | Mugi(日本) |
3位 | $6,000 | Viiper(フランス) |
4位 | $4,000 | Tico(ブラジル) |
5,6位 | $2,000 | Sandbox(韓国) airsurfer(アメリカ) |
7,8位 | $1,500 | Guriko/ぐりこ(日本) Cris_Lyan(チリ) |
9~12位 | $1,250 | Hugo CR v2(フランス) Melody(ドイツ) TQ Ruben(スペイン) Ian77(アメリカ) |
13~16位 | $750 | Rafinha(ブラジル) CMG Vitor(ポルトガル) Lciop(中国) Wero(メキシコ) |
配信
本大会の配信は色々な国(言語)の配信者によって行われました。
日本語配信は全般的にはラッシュさんが行い、配信アーカイブが下記の再生リストにまとめられています。
グランドファイナル
グランドファイナル等ではライキジョーンズさんも配信を行いました。下記がグランドファイナルの配信アーカイブです。
Day1
- [Twitch] RevolAimar(スペイン語)
- ラッシュ(日本語)
- ライキジョーンズ(日本語)
Day2
- [Twitch] RevolAimar(スペイン語)
- ラッシュ(日本語)
- ライキジョーンズ(日本語)
関連記事
本大会に関するルールなどは下記記事をご参照ください。
また、今年のクラロワリーグ全体のことは以前下記記事に書きました。
最後に
ゴールドチケット獲得者(世界一決定戦出場選手)はSamuel Bassoto(ブラジル)、Mohamed Light(エジプト)に続いて日本のMugi(むぎ)選手が3人目となりました。
ちなみに、昨年の世界一決定戦は決勝でMugi vs Mohamed Lightの戦いとなり、Mugi選手が勝利し世界チャンピオンの称号を得ました。
今年も早くもこの両選手が世界一決定戦への出場を決めたことになります。
ゴールドチケット大会は残り5試合。ここで5枚のゴールドチケットが配られます。更にあと8枚のゴールドチケットは別の方法で配られることになります。
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
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